売れていたバンドを解散して、その次に作ったバンドの知名度って意外と低いなあと。

そのバンドが好きだったなら、解散した後もその元メンバーがやってる音楽を聞きつ続けそうやけど、意外とストップすることが多いと思うんです。

バンド解散　⇒　再度バンド結成

これより

バンド解散　⇒　ソロ活動

こっちの方が売れやすいんやろうね。

売りやすいか。

ビートルズの場合は1970年4月10日、ポール・マッカートニーが脱退して解散になっていますが、解散前にそれぞれすでにソロ活動をしていました。

ジョン・レノン　プラスティック・オノ・バンド　シングル「Give Peace a Chance」1969年

ポール・マッカートニー　ソロ活動　アルバム「マッカートニー」発表と同時期に解散1970年　⇒　ウイングス

ジョージ・ハリスン　アルバム「不思議の壁（Wonderwall Music）」1968年　サウンドトラック

リンゴ・スター　アルバム「センチメンタル・ジャーニー （Sentimental Journey）」

1970年3月 脱退したポール・マッカートニーが一番最後にアルバムを発売していますね。

一番ビートルズの活動に執着があったのはポールでしたし、アップルルーフセッションにしてもメンバーの気分転換、バンド活動の見つめ直しな訳でしたからね。

ポールはその後、ウイングスを結成してバンド活動に邁進するわけですが、ジョンのプラスティック・オノ・バンド名義は1970年2月6日発売のシングル「インスタント・カーマ（Instant Karma! (We All Shine On)）」までで、あとは厳密にいうとソロ名義のジョンレノンの名前の後ろにバンド名がつくという感じになります。

ウイングス時代の曲もとても良くて一番有名なのはおそらく 映画「007 死ぬのは奴らだ」の主題歌「死ぬのは奴らだ（Live and Let Die）」

ちなみに007の主題歌で初の全米・全英両方のチャートでトップ10入りした曲とのこと。

ガンズ・アンド・ローゼズがカバーしたのも有名ですね。

以前、ポールのライブ「ポール・マッカートニー アウト・ゼアー ジャパン・ツアー2015」を見に行った時のお客さんの反応がね。

ビートルズの曲をやったら、周りの人たちも大興奮。

ウイングスの曲をやったら、結構座ってる。

ソロの曲はほとんど座ってる。

まあ、仕方がないのかなあとは思うけど。 やっぱり、とっぱしで売れてしまうと、それの印象が強くなって残ってしまうんでしょうね。

ウイングスも好きなんで

私個人的にはすごくいいセットリストだったんですけどね。

《セットリスト》 1. マジカル・ミステリー・ツアー（ビートルズ） 2. セイヴ・アス（ソロ） 3. キャント・バイ・ミー・ラヴ（ビートルズ） 4. ジェット（ウイングス） 5. レット・ミー・ロール・イット（ウイングス） 6. ペイパーバック・ライター（ビートルズ） 7. マイ・ヴァレンタイン（ソロ） 8. 1985年（ウイングス） 9. ロング・アンド・ワインディング・ロード（ビートルズ） 10. 恋することのもどかしさ（ソロ） 11. 夢の人（ビートルズ） 12. 恋を抱きしめよう（ビートルズ） 13. アナザー・デイ（ソロ） 14. ホープ・フォー・ザ・フューチャー（ソロ / ） 15. アンド・アイ・ラヴ・ハー（ビートルズ） 16. ブラックバード（ビートルズ） 17. ヒア・トゥデイ（ソロ） 18. NEW（ソロ） 19. クイーニー・アイ（ソロ） 20. レディ・マドンナ（ビートルズ） 21. オール・トゥゲザー・ナウ（ビートルズ） 22. ラヴリー・リタ（ビートルズ） 23. エリナー・リグビー（ビートルズ） 24. ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト（ビートルズ） 25. サムシング（ビートルズ） 26. オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ（ビートルズ） 27. バンド・オン・ザ・ラン（ウイングス） 28. バック・イン・ザ・U.S.S.R.（ビートルズ） 29. レット・イット・ビー（ビートルズ） 30. 007死ぬのは奴らだ（ウイングス） 31. ヘイ・ジュード（ビートルズ） 32. デイ・トリッパー（ビートルズ） 33. ハイ・ハイ・ハイ（ウイングス） 34. アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア（ビートルズ） 35. イエスタデイ（ビートルズ） 36. ヘルター・スケルター（ビートルズ） 37. ゴールデン・スランバー～キャリー・ザット・ウェイト～ジ・エンド（ビートルズ） 楽しみ方は個人それぞれ。 ウイングスで聞いてほしい曲 1.マイ・ラブ 2.バンド・オン・ザ・ラン 3.ジェット